花王のヘルシアがキリンに変更になって中身は変わったのか?

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2024年8月6日ヘルシア飲料の販売元が花王㈱からキリンビバレッジ㈱へ

2024年8月、ヘルシアは花王からキリンビバレッジに譲渡されました。
これからも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。

引用元:キリン ヘルシア|ソフトドリンク・乳製品|キリン (kirin.co.jp)

ヘルシアといえば、体脂肪を減らす特保飲料の先駆けとして市場をけん引してきた商品です。
しかし、ここ最近ではサントリーの特茶や機能性表示食品のお茶など似たような効果をうたう商品が多く販売され、売り上げは苦戦していたイメージです。

そこで今回のヘルシア事業のキリンへの譲渡移譲という流れになったようです。
キリンとしても健康に着目しこれから伸ばしていきたい分野であった為、双方の意見が合致したと思われます。キリンは現在イミューズブランドでプラズマ乳酸菌に力を注いでいますが、緑茶市場には弱くテコ入れが必要でした。

消費者として気になる所は、今まで愛飲していた味や効能効果が変わってしまったのかという点ではないでしょうか?

結論としては、今までと何も変わらない

花王からキリンに販売元は変更されても中身の味や効能に変更は無く、また製造工場も変更は無いとのことです。これまで花王のヘルシアを愛飲されていた方は全く違和感なく、これからも安心して飲めそうですね。
パッケージの変更も極力抑えたようで違和感なさ過ぎてしばらく経ってから気付くレベルです。


今回全くの変更がなされなかった訳には特保が大きくが関わっていたのでしょう。特定保健用食品の認可を得るには国から承認を得なければなりません。それの審査にはとても時間が掛かります。今回の譲渡で成分や製造方法に変更を加えてしまうと、改めて特保の申請を行わなくてはなりません。
また、花王がこれまで築き上げてきたヘルシアというブランドをキリンが大切に育てて行きますというメッセージもあるのかも知れませんね。